MT5にカスタムインジケーターを追加する方法 - コードからの導入手順
MT5(MetaTrader 5)では、MQ5というプログラミング言語で書かれたカスタムインジケーターを自分で追加できます。
当サイトではインジケーターをコード(ソースコード)の形で配布しています。 この記事では、コードをコピーしてMT5に導入する手順を解説します。
必要なもの
- MT5がインストール済みのPC(Windows推奨)
- 追加したいインジケーターのMQ5コード
導入手順
Step 1: MetaEditorを開く
MT5にはコードを編集・コンパイルするためのMetaEditorというツールが付属しています。
- MT5を起動する
- メニューの「ツール」→「MetaQuotes言語エディタ」をクリック(またはキーボードのF4キー)
MetaEditorが別ウィンドウで起動します。
Step 2: 新規ファイルを作成する
- MetaEditorのメニューで「ファイル」→「新しいファイル」を選択(または
Ctrl+N) - ウィザードが開くので「カスタムインディケータ」を選択して「次へ」
- 「名前」にインジケーターの名前を入力(例:
MACrossAlert) - 「次へ」→「次へ」→「完了」
テンプレートコードが表示されたエディタ画面が開きます。
Step 3: コードを貼り付ける
- エディタに表示されているテンプレートコードを全選択する(
Ctrl+A) - 削除する(
Deleteキー) - 当サイトの記事からインジケーターのコードをコピーする(コードブロック右上のコピーボタンが便利です)
- MetaEditorに貼り付けする(
Ctrl+V)
Step 4: コンパイルする
MQ5コードはそのままでは動きません。コンパイル(実行可能な形式への変換)が必要です。
- ツールバーの「コンパイル」ボタンをクリック(またはキーボードのF7キー)
- 画面下部の「エラー」タブを確認
- 「0 error(s)」と表示されれば成功
コンパイルが成功すると、自動的に.ex5ファイル(実行ファイル)が生成されます。
Step 5: チャートに適用する
- MT5の画面に戻る(MetaEditorからMT5に切り替え。タスクバーのMT5アイコンをクリック)
- 「ナビゲータ」パネルを表示する(表示されていない場合は
Ctrl+N) - 「インディケータ」の中に、先ほど作成したインジケーター名が表示される
- インジケーター名をチャートにドラッグ&ドロップする
- パラメータ設定画面が表示されたら、必要に応じて値を調整して「OK」
ナビゲータに表示されない場合は、「インディケータ」を右クリック→「更新」を実行してください。
インジケーターの削除・無効化
チャートから一時的に外す
チャート上で右クリック →「インディケータリスト」→ 対象を選択 →「削除」
これはチャートからの表示を消すだけで、ファイルは残っています。再度ナビゲータからドラッグ&ドロップすれば適用できます。
ファイルごと完全に削除する
- MT5で「ファイル」→「データフォルダを開く」
MQL5/Indicators/フォルダを開く- 該当する
.mq5ファイルと.ex5ファイルを両方削除
トラブルシューティング
コンパイルでエラーが出る
- コードが正しくコピーされているか確認してください。コピー時に先頭や末尾が欠けていることがよくあります
- コード全体が貼り付けられているか、特に最初の行(
//+---で始まる行)と最後の行を確認 - MT5のバージョンが古い場合、新しい関数に対応していないことがあります。MT5を最新版にアップデートしてください
ナビゲータに表示されない
- コンパイルが成功しているか確認(エラーが0件であること)
- ナビゲータパネルの「インディケータ」を右クリック →「更新」を実行
チャートに適用しても何も表示されない
- MT5下部の「エキスパート」タブにエラーメッセージが出ていないか確認
- インジケーターの種類によっては、チャート本体ではなく下部のサブウィンドウに表示されるものがあります
- パラメータ設定画面の「全般」タブで「DLLの使用を許可」にチェックが必要な場合があります
まとめ
MT5へのカスタムインジケーター追加は、慣れてしまえば簡単です。
- MetaEditorを開く(F4キー)
- 新規ファイルを作成してコードを貼り付ける
- コンパイルする(F7キー)
- チャートにドラッグ&ドロップ
当サイトで配布しているインジケーターは、すべてこの手順で導入できます。
- 移動平均線クロスアラート - MT5用インジケーター
- インジケーター一覧