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TradingViewチャートレイアウト完全ガイド - マルチチャート・テンプレート活用術

TradingViewのレイアウト機能を使いこなせば、分析効率が格段に上がります。 複数チャートの同時表示、同期設定、テンプレート保存まで、実践的な設定方法を解説します。

マルチチャート表示

レイアウトの選択

チャート右上のレイアウトアイコンから、チャートの分割パターンを選べます。

  • 2分割(横並び / 縦並び)
  • 3分割(1+2、2+1など)
  • 4分割(2×2グリッド)
  • 6分割以上(Premium以上)

利用可能なチャート数はプランによって異なります:

プラン同時表示チャート数
Basic(無料)1
Essential2
Plus4
Premium8

FXトレーダーにおすすめのレイアウト

2分割(Essential)の場合:

  • 左: 日足チャート(トレンド確認)
  • 右: 1時間足チャート(エントリータイミング)

4分割(Plus)の場合:

  • 左上: 日足(大局観)
  • 右上: 4時間足(中期トレンド)
  • 左下: 1時間足(短期トレンド)
  • 右下: 15分足(エントリー)

チャートの同期設定

マルチチャートの真価は同期機能にあります。

シンボルの同期

チャート間で通貨ペアを同期すると、1つのチャートで通貨ペアを変更するだけで全チャートが連動します。

設定方法:

  1. レイアウトアイコンの横にある同期設定を開く
  2. 「シンボル」の同期をオンにする

これでUSD/JPYからEUR/USDに切り替えるだけで、全時間足が一括で切り替わります。

クロスヘアの同期

1つのチャートにカーソルを合わせると、他のチャートでも同じ時刻にクロスヘアが表示されます。

マルチタイムフレーム分析で「日足のこのローソク足は、1時間足ではどの部分か?」がひと目でわかります。

時間範囲の同期

表示する時間範囲を同期すると、ズームイン・ズームアウトが全チャートで連動します。

描画ツールの同期

同じ通貨ペアのチャート間で描画を同期できます。日足に引いた水平線が、1時間足にも自動的に表示されます。

設定方法:

  1. 各チャートの同期設定を開く
  2. 「描画」の同期をオンにする

チャートレイアウトの保存

レイアウトの保存方法

分析環境を構築したら、レイアウトとして保存しましょう。

  1. 画面上部のレイアウト名をクリック
  2. 「名前を付けて保存」を選択
  3. わかりやすい名前をつける(例:「FX_マルチタイム」「ドル円_スキャル」)

保存されるもの:

  • チャートの分割パターン
  • 各チャートの通貨ペア・時間足
  • インジケーター設定
  • 描画ツール(トレンドラインなど)
  • チャートの色設定

レイアウトの切り替え

保存したレイアウトは、画面上部のレイアウト名をクリックして一覧から選択するだけで切り替えられます。

キーボードの ピリオド(.)キー で保存済みレイアウトを順番に切り替えることもできます。

プラン保存可能レイアウト数
Basic(無料)1
Essential5
Plus10
Premium無制限

インジケーターテンプレート

テンプレートとは

インジケーターの組み合わせと設定をテンプレートとして保存できます。「スキャル用」「スイング用」など、トレードスタイルに応じた分析セットを瞬時に切り替えられます。

テンプレートの保存

  1. チャートにインジケーターを追加・設定
  2. チャート上部の「インジケーター」横にある▼をクリック
  3. 「インジケーターテンプレートを保存」を選択
  4. テンプレート名を入力して保存

テンプレートの読み込み

  1. 同じ▼メニューから保存済みテンプレートを選択
  2. チャートのインジケーターが一括で入れ替わる

おすすめテンプレート例

トレンドフォロー用:

  • 20EMA + 50EMA + 200EMA
  • MACD
  • ATR

レンジ逆張り用:

  • ボリンジャーバンド(20, 2σ)
  • RSI(14)
  • ストキャスティクス

ブレイクアウト用:

  • 出来高(Volume)
  • ATR
  • ドンチャンチャネル

タブ機能(デスクトップアプリ限定)

タブ機能はTradingViewデスクトップアプリ(Windows / Mac)専用の機能です。ブラウザ版では利用できません。

デスクトップアプリではアプリ内に複数のチャートタブを持てます。

  • レイアウト名の横にある「+」で新しいタブを追加
  • 各タブに異なるレイアウトを設定可能
  • タブ間の移動はクリックで切り替え

例:タブ1に「ドル円分析」、タブ2に「クロス円一覧」、タブ3に「ゴールド・原油」など、テーマ別に整理できます。

ブラウザ版でタブを切り替えたい場合は、ブラウザ自体の複数タブ機能を使うか、保存したレイアウトを切り替えることで対応できます。

効率的な分析環境の作り方

Step 1: トレードスタイルに合ったレイアウトを決める

  • スキャルピング → 2〜4分割(短い時間足中心)
  • デイトレード → 2〜4分割(複数時間足)
  • スイング → 1〜2分割(日足・週足中心)

Step 2: 同期設定を最適化する

  • シンボル同期は常にオンがおすすめ
  • クロスヘア同期もオン推奨
  • 描画同期は水平線が時間足を跨いで見えるので便利

Step 3: インジケーターテンプレートを作る

よく使うインジケーターの組み合わせを2〜3パターン保存しておく。

Step 4: レイアウトに名前を付けて保存

分析スタイルごとにレイアウトを保存。切り替えはピリオドキーで瞬時に。

まとめ

  • マルチチャートでマルチタイムフレーム分析が効率的に
  • 同期設定(シンボル・クロスヘア・描画)で分析が連動
  • レイアウト保存で毎回の環境構築が不要に
  • インジケーターテンプレートでスタイル切り替えも一瞬

Essentialプラン(2チャート)でもシンボル同期とクロスヘア同期を使えば、十分に実用的なマルチタイムフレーム分析が可能です。

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FXトレーダー・インジケーター開発者。MT5やTradingView向けのカスタムインジケーターを開発・販売しています。

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