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TradingViewコミュニティスクリプトの探し方と評価基準

TradingViewのコミュニティには数万のPine Scriptインジケーターが無料で公開されています。 しかし、数が多すぎて「どれを使えばいいかわからない」という人も多いでしょう。

この記事では、良質なスクリプトの探し方と評価基準を解説します。

コミュニティスクリプトとは

TradingViewのユーザーが作成し、一般公開しているPine Scriptインジケーターやストラテジーです。

特徴:

  • 無料で利用可能(一部、招待制や有料のものもあり)
  • オープンソースのものはコードを読んで学べる
  • 世界中のトレーダーが作成しているため種類が豊富
  • いいね・コメントで評価される

スクリプトの探し方

方法1: インジケーター検索から

  1. チャート上部の「インジケーター」ボタンをクリック
  2. 検索バーにキーワードを入力(例: “RSI divergence”、“supply demand”)
  3. 「コミュニティスクリプト」タブを選択
  4. いいね順や新着順で並び替え

方法2: TradingViewのスクリプトページから

TradingViewのトップページから「コミュニティ」→「スクリプト」でスクリプト専用ページにアクセスできます。

フィルター機能:

  • カテゴリ(インジケーター / ストラテジー / ライブラリ)
  • 言語
  • エディターズピック(TradingView公式が選んだ優良スクリプト)

方法3: エディターズピック

TradingViewのモデレーターが選んだ品質保証済みのスクリプトです。

エディターズピックに選ばれるための条件は:

  • コードの品質が高い
  • オリジナリティがある
  • 実用性がある
  • 説明が丁寧

最初はエディターズピックから探すのが最も安全です。

良質なスクリプトの見分け方

チェックポイント1: いいね数とブースト数

いいね数が多いスクリプトは、多くのトレーダーに支持されている証拠です。

目安:

  • 100以上 → 一定の評価を受けている
  • 1,000以上 → 非常に人気がある
  • 10,000以上 → TradingViewを代表するスクリプト

ただし、いいね数だけで判断してはいけません。古いスクリプトほど有利なため、新しいスクリプトは相対的にいいねが少なくなります。

チェックポイント2: オープンソースかどうか

Pine Scriptには公開レベルがあります:

レベルコードの閲覧安全性
オープンソース可能何をしているかすべて確認できる
プロテクト不可コードの中身がわからない
招待制不可作者の許可が必要

できればオープンソースのスクリプトを選びましょう。 コードを読めば、そのインジケーターが本当にやっていることを確認でき、学びにもなります。

チェックポイント3: Pine Scriptのバージョン

バージョン評価
v6最新。最も推奨
v5現在最も多く使われている。問題なし
v4やや古いが動作する
v3以前非推奨。動かない可能性あり

v5以上のスクリプトを選ぶのが安全です。

チェックポイント4: 説明文の充実度

良いスクリプトには以下が書かれています:

  • 何をするインジケーターかの明確な説明
  • 使い方の解説
  • 設定パラメータの説明
  • 推奨する時間足や銘柄
  • 注意事項やリスク
  • スクリーンショット付きの実例

説明文がほぼないスクリプトは避けた方が無難です。

チェックポイント5: 作者のプロフィール

作者のページで以下を確認しましょう:

  • 他のスクリプト — 複数の高品質スクリプトを公開している作者は信頼できる
  • フォロワー数 — 一定のコミュニティ支持がある
  • 更新頻度 — 定期的にスクリプトを更新している作者は積極的にメンテナンスしている

チェックポイント6: コメント欄

コメント欄を見ると:

  • 他のユーザーのフィードバック
  • バグ報告と作者の対応
  • 使い方のQ&A

作者がコメントに丁寧に返信しているスクリプトは信頼度が高いです。

FXトレーダーにおすすめのカテゴリ

サポート・レジスタンス系

自動でサポート/レジスタンスレベルを検出するインジケーター。

検索キーワード: “support resistance”、“pivot points”、“supply demand zone”

ダイバージェンス検出

RSIやMACDのダイバージェンスを自動検出してマーカーを表示。

検索キーワード: “divergence detector”、“RSI divergence”

マルチタイムフレーム表示

上位足の情報を下位足のチャートに表示。

検索キーワード: “multi timeframe”、“MTF”、“higher timeframe”

セッション表示

東京・ロンドン・ニューヨークセッションの時間帯を背景色で表示。

検索キーワード: “session”、“trading session”、“killzone”

通貨強弱

主要通貨の強弱を比較表示。

検索キーワード: “currency strength”、“currency meter”

オーダーブロック / スマートマネー

ICT(Inner Circle Trader)系の分析ツール。近年人気が急上昇しているカテゴリ。

検索キーワード: “order block”、“fair value gap”、“smart money”、“ICT”

使う前の注意点

1. 「聖杯インジケーター」は存在しない

「勝率95%!」「これだけで月100万円!」のような宣伝文句のスクリプトは信用しないでください。どんなインジケーターにも限界があります。

2. リペイント問題に注意

リペイントとは、過去のシグナルが後から変わる現象です。

リペイントするインジケーターは:

  • 過去のチャートでは完璧なシグナルに見える
  • リアルタイムでは使い物にならない

確認方法: リプレイモードでインジケーターを使ってみてください。リアルタイムに近い状態でシグナルの信頼性を確認できます。

3. バックテスト結果を鵜呑みにしない

ストラテジー(バックテスト付きスクリプト)の好成績は、以下の理由で実際のトレードと異なることがあります:

  • 過剰最適化(カーブフィッティング) — 過去データに合わせすぎて将来のデータには合わない
  • スリッページ・スプレッド未考慮 — 実際のコストが反映されていない
  • 特定期間だけの好成績 — 相場環境が変わると機能しない

4. インジケーターを増やしすぎない

多くのインジケーターを同時に使うと、矛盾するシグナルが増えて判断できなくなります。2〜3個に絞るのが実用的です。

スクリプトの管理

お気に入り登録

気に入ったスクリプトはいいね(ブースト)を付けておくと、「いいね済みスクリプト」から後で簡単に見つけられます。

マイスクリプトへの保存

コミュニティスクリプトをベースに自分でカスタマイズした場合は、Pine Scriptエディタで「保存」してマイスクリプトに保存できます(オープンソースのスクリプトのみ)。

まとめ

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