TradingView知らないと損する便利機能10選 - 意外と知られていない隠れ機能
TradingViewには公式ドキュメントでも目立たない「隠れ機能」がたくさんあります。 中級者でも意外と知らない便利機能を10個厳選しました。
1. クイックコマンドパレット(Ctrl + K)
VSCodeユーザーならおなじみの機能がTradingViewにもあります。
Ctrl + K(Macは Cmd + K)で検索バーが開き、ここからほぼ何でもできます:
- 通貨ペアの検索・切り替え
- インジケーターの追加
- 設定画面を開く
- レイアウトの切り替え
- 時間足の変更
マウスでメニューを探す必要がなくなります。これだけ覚えれば分析速度が2倍になると言っても過言ではありません。
2. チャート反転表示(Alt + I)
Alt + I(Macは Option + I)でチャートの上下を反転できます。
何に使うのか?自分のバイアスを確認するためです。
「このチャート、上昇トレンドだから買いだな」と思っていても、反転してみると「これは下降トレンドだから売りだ」と感じるかもしれません。反転しても同じ判断ができるなら、そのトレード判断は信頼できます。
プロトレーダーの間では定番のテクニックです。
3. 描画ツールの連続描画モード
描画ツールを選択すると、1つ描くたびにツールが解除されます。水平線を何本も引きたい時に、いちいち選び直すのは面倒です。
解決策: 描画ツール選択時に「鉛筆 + 南京錠」アイコンをクリックして連続描画モードをオンにする。
これでツールが解除されなくなり、クリックするだけで次々と描画できます。水平線でサポレジを引く時や、複数のフィボナッチを引く時に特に便利です。
4. 描画ツールの複製(Ctrl + ドラッグ)
描画したトレンドラインや水平線を、Ctrl(Macは Cmd)を押しながらドラッグすると複製できます。
同じ角度のトレンドラインを平行に複製してチャネルを作ったり、等間隔の水平線を素早く配置したりできます。
また、Ctrl + D で選択中の描画をその場で複製することも可能です。
5. 描画の時間足別表示設定
「日足で引いたラインが5分足で邪魔」という経験はありませんか?
描画ツールをダブルクリック → 「表示」タブを開くと、どの時間足で表示するかを個別に設定できます。
例:
- トレンドライン → 4時間足以上でのみ表示
- 短期の水平線 → 15分足〜1時間足でのみ表示
これで時間足を切り替えてもチャートがスッキリします。
6. オブジェクトツリー
チャート右下の小さなアイコンから開けるオブジェクトツリーは、チャート上のすべての要素を一覧管理できるパネルです。
できること:
- 描画ツール・インジケーターの一覧表示
- フォルダ分けして整理
- 一括ロック / 一括非表示
- 要素にわかりやすい名前を付ける
- ドラッグ&ドロップで順序変更
描画が増えてきた時に「どこに何を引いたかわからない」という問題を解決します。
7. ノートツール(チャート上メモ)
描画ツールの中にあるノートツールは、チャート上に吹き出し形式のメモを残せます。
使い方:
- トレードの根拠をチャート上に記録
- 「この水平線は〇月の高値」などの補足メモ
- エントリー・エグジットの振り返りコメント
関連ツールとしてプライスノートもあります。こちらは特定の価格水準に紐づいたメモで、価格が自動表示されます。
8. インジケーターの重ね合わせ(同一パネル表示)
RSIとストキャスティクスを別々のパネルに表示すると、チャートの高さが圧迫されます。
解決策: インジケーター名の横にある 3点メニュー(⋯) → 「移動 > 既存のパネル」で、複数のインジケーターを1つのパネルにまとめられます。
例:RSIとストキャスティクスを同じパネルに表示すれば、チャート表示エリアを広く保てます。
9. 直接入力でシンボル・時間足を変更
意外と知られていませんが、チャート上で何もクリックせずそのまま文字を打ち始めると、シンボル検索が自動で開きます。
「USDJPY」と打つだけで通貨ペアが切り替わります。検索バーをクリックする手間が省けます。
時間足も同様で、数字を直接入力するだけで変更可能:
60→ 1時間足D→ 日足W→ 週足
10. 全描画の一括非表示(Ctrl + Alt + H)
Ctrl + Alt + H(Macは Cmd + Option + H)で、チャート上のすべての描画・インジケーター・ポジション表示を一括で非表示にできます。
もう一度押すと元に戻ります。
「ラインだらけのチャートを一回クリアにして、素のプライスアクションを見たい」という時に最高に便利です。
ボーナス: 覚えておくべきショートカット一覧
| ショートカット | 機能 |
|---|---|
Ctrl + K / Cmd + K | クイックコマンドパレット |
Alt + I / Option + I | チャート反転 |
Alt + S / Option + S | スクリーンショット |
Alt + A / Option + A | アラート追加 |
Alt + W / Option + W | ウォッチリストに追加 |
Alt + R / Option + R | チャートスケールリセット |
Alt + T / Option + T | トレンドライン |
Alt + H / Option + H | 水平線 |
Alt + F / Option + F | フィボナッチリトレースメント |
Ctrl + Alt + H / Cmd + Option + H | 全描画の表示/非表示 |
Shift + F | フルスクリーン |
/ | インジケーター検索 |
.(ピリオド) | レイアウト切り替え |
Ctrl + D / Cmd + D | 描画の複製 |
まとめ
- Ctrl + K(コマンドパレット)は最優先で覚えるべき
- Alt + I(チャート反転)でバイアスチェック
- 連続描画モードとCtrl + ドラッグ複製で描画効率アップ
- オブジェクトツリーで描画の管理
- ノートツールでチャート上にメモを残す
- Ctrl + Alt + Hで一括非表示、素のチャートを確認
これらの機能を知っているかどうかで、日々の分析効率に大きな差が出ます。
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