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FXTFの取引ツール「GX-FX」を本音レビュー【発注機能・チャートを徹底検証】

FXTFのブラウザ型取引ツール「GX-FX」を実際に使ってみました。

結論から言うと、シンプルで動作は軽快、チャート分析は充実している。ただし発注の細かい操作はかゆいところに手が届かないという印象です。

強み

TradingViewエンジン採用でインジケーターが豊富。動作が軽くストレスなく使える。

スピード注文

チャートと通貨ペアが連動。証拠金・手数料目安をリアルタイム確認できる。

惜しい点

スピード注文からTP/SL同時設定不可。逆指値は5pips制限。チャートドラッグ変更も非対応。

GX-FXとは

GX-FXは、FXTFが提供するブラウザ型の取引ツールです。インストール不要でブラウザから直接アクセスでき、FX・商品CFD・暗号資産CFDの取引に対応しています。

チャートエンジンにはTradingViewのシステムを採用しており、国内FX業者の独自ツールとしてはインジケーターや描写ツールの充実度が高い点が特徴です。

FXTFにはMT4(FXTF MT4)も用意されていますが、GX-FXはブラウザだけで完結する手軽さが魅力です。

GX-FXのメイン画面

左側に通貨ペア一覧、中央にチャート、右側にスピード注文パネルが配置されたシンプルな3カラムレイアウトです。


チャート・分析機能

インジケーターが豊富

GX-FXのチャートエンジンにはTradingViewのシステムが使われており、インジケーターの種類は国内FX業者の独自ツールとしてはトップクラスです。

インジケーター追加画面

一目均衡表、MACD、ケルトナーチャネル、LSMA、フラクタルなど、インジケーターリストには国内の独自ツールではなかなか見られない指標まで揃っています。検索ボックスもあるので目当てのインジケーターをすぐに見つけられます。

描写ツールも充実

トレンドライン、フィボナッチリトレースメント、チャネルなど描写ツールもTradingView準拠で一通り揃っています。

カスタマイズの幅は狭め

レイアウトはシンプルで視認性は高いですが、カラム配置の変更など画面構成のカスタマイズはほぼできません。「自分好みにカスタマイズしたい」という人にはやや物足りないです。


スピード注文のレビュー

GX-FXの右側パネルに常設されているのがスピード注文です。

スピード注文パネル

よかった点

通貨ペアがチャートと自動で連動する

スピード注文の通貨ペアは、チャートに表示している通貨ペアと自動的に連動します。チャートをUSD/JPYにしていれば注文パネルも自動でUSD/JPY。別途切り替える手間がないのは小さいようで実際に便利です。

証拠金・手数料の目安がリアルタイム表示される

0.1ロット時の証拠金目安と手数料目安が常に表示されます。「注文したら証拠金が足りなかった」というミスを防ぎやすい設計です。ランク1(1万通貨以下)なら手数料が0円と表示されるので、コストの確認もその場でできます。

惜しかった点

スピード注文からTP/SL(利確・損切)の同時設定ができない

スピード注文パネルには「売建」「買建」ボタンとロット入力欄のみで、TP/SL(利確・損切)の入力欄はありません。ワンクリックで発注できる手軽さはありますが、その分TP/SLは発注後に別操作で設定する必要があります。

スキャルピングや素早い逆張りを繰り返すトレーダーにとっては、エントリーと同時にTP/SLを設定できないのは少し不便です。


通常注文パネルのレビュー

スピード注文とは別に、通常の注文パネルも用意されています。こちらはチャートの右クリックメニューや通貨ペアリストから開けます。

通常注文パネル(TP/SL設定と5pips制限)

TP/SL(利確・損切)は同時設定できる

通常注文パネルには「決済指値(利食い)」「決済逆指値(損切)」のトグルが用意されており、成行注文でもTP/SLを同時設定して発注できます。スピード注文の制限を補う形です。

逆指値(損切)には5pips制限がある

通常注文パネルで損切(逆指値)を設定する場合、現在値から最低5pips以上離れた価格でないと設定できません。

上のスクリーンショットでは、BIDが159.644のときに損切の最大値が159.594(= 5pips下)と案内されています。これはUSD/JPYに限らず、現時点では全通貨ペア共通の仕様です(各ペアの詳細は通貨ペア詳細ページで確認可能)。

ピンポイントなストップを置きたいスキャルパーには制約になりますが、意図しない即時損切を防ぐ安全設計とも言えます。

チャート上でのドラッグ変更はできない

チャート上にポジションラインや注文ラインは表示されますが、マウスでドラッグして価格を変更することはできません。 変更する場合は注文パネルを開いて数値を入力し直す必要があります。

MT4やTradingViewのインターフェースに慣れたトレーダーには、ここが一番「惜しい」と感じるポイントかもしれません。


総評

項目評価コメント
チャート・インジケーター★★★★☆TradingViewエンジンで種類豊富
描写ツール★★★★☆一通り揃っている
レイアウト・操作感★★★☆☆シンプルだがカスタマイズ幅は狭い
スピード注文★★★☆☆チャート連動・コスト表示は便利、TP/SLは別操作
通常発注の操作性★★☆☆☆TP/SL設定可・5pips制限あり・ドラッグ変更不可
動作の軽快さ★★★★☆ブラウザ型でもサクサク動く
総合★★★☆☆全体的に普通。今後のTV連携に期待

シンプルで使い始めやすく、インジケーターの充実度は国内ブラウザ型ツールとして高水準です。一方で、発注操作の細かい部分(チャートドラッグ変更、スピード注文でのTP/SL)は省略されており、「発注面でこだわりたい人には少し物足りない」という印象です。

今後への期待

FXTFは純正TradingViewとの口座連携を近日中に予定しています。Pure TradingViewが使えるようになれば、チャートドラッグ発注やPine Scriptの活用も可能になるため、発注面の弱点が大きく補われる可能性があります。


こんな人に向いている・向いていない

GX-FXが向いている人

  • インストール不要のブラウザ型ツールを使いたい
  • 豊富なインジケーターでチャート分析をしたい
  • シンプルな操作で取引したい
  • MT4と並行して手軽に使えるサブツールが欲しい

GX-FXが向いていない人

  • チャート上でTP/SLをドラッグ操作で素早く変更したい
  • ワンクリックでTP/SLまで同時設定してエントリーしたい
  • 5pips以内のタイトなストップを多用するスキャルパー
  • 画面レイアウトを細かくカスタマイズしたい

まとめ

GX-FXはブラウザ型でインジケーターが充実しており、手軽に使い始めやすい取引ツールです。スピード注文でのチャート連動や証拠金・手数料のリアルタイム表示は実用的で、動作も軽快です。

一方で、チャート上のドラッグ発注操作やスピード注文でのTP/SL同時設定など、発注の細かい操作性は現時点では物足りない部分があります。

近日予定されているTradingView純正との口座連携が実現すれば、発注面の弱点が大きく改善される見込みです。現状では「チャート分析はGX-FXで、細かい発注操作はMT4で」という使い分けが現実的な運用になりそうです。

FXTFのコスト体系や他の機能についてはFXTFの特徴・スペック徹底解説をあわせてご覧ください。

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FXトレーダー・インジケーター開発者。MT5やTradingView向けのカスタムインジケーターを開発・販売しています。

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